【品川区】大崎の「O(オー)美術館」で8月15日~8月26日、「デジタル版画展2020」開催。
大崎ニューシティ2号館2階にある「O美術館」で、2020年8月15日~8月26日まで、デジタル版画展「進化する版・変化する版2020」が開催されます。
デジタル版画とは、写真や絵画などの画像をパソコンに取り込み、画像編集ソフトなどを使って編集したものをプリンターで出力したアート作品のこと。
木版画などは「版」が目に見える状態で存在する一方、デジタル版画の版はパソコンの中にレイヤーという名称で存在します。
レイヤーとは、グラフィックソフトウェアなどに搭載されている画像をセル画のように重ねて使うことができる機能のこと。
そのレイヤーを色や形など自由に変更することが可能なことで、既成の版画とはまた違った作品を作れるのが、このデジタル版画のひとつの特徴のようです。
「デジタル版画展「進化する版・変化する版2020」では、デジタル技法による版画およびインスタレーション(絵画・彫刻・映像・写真などと並ぶ現代美術における表現手法の一つ)、映像作品の展示が行われます。
例えば、デジタル版画はこんな感じ↓
「デジタル版画展2020」本日8月15日午前10時より開幕。26日までの約2週間(20日休館)。PCを使い製作された版画作品100数十点を展示。東京都品川区O美術館(山手線大崎駅前)。午前10時~午後6時。#デジタル版画 #版画 #デジタルアート #デジタルプリント #アート #美術 #芸術 #版画展 #O美術館 pic.twitter.com/yZPfjDQuTz
— 鈴木朝潮 (@flingscottomomi) August 14, 2020
デジタル技術を使用した芸術作品の進化はめざましく、欧米ではパソコンを使い制作されるデジタル版画はもはや一般的のようです。
今回の展覧会は2019年同様、様々な表現形態を展示し、実態を示してデジタル版画の理解と普及を広めることが目的。
O美術館は、品川区が設立した公益財団法人品川文化振興事業団が運営する美術館。
O美術館のOは、OHSAKIの頭文字Oと山手線の環状の輪を表現し、現代感覚あふれた新しいタイプの美術館を目指す中で、O美術館と名付けられたとのことです。
馴染みのない方にはなかなか難しいテーマでしょうが、入場料は無料とのことですので、一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
デジタル版画展「進化する版・変化する版2020」。開催は2020年8月15日~8月26日で、時間は10時~18時。最終日のみ16時閉館、8月20日は休館ですので、お間違えないように。
◆O美術館は大崎ニューシティ2号館の2階にあります