【品川区】昭和45年創業、大井町の老舗駄菓子屋さん「いぬづか」が2021年7月に閉店を公表。店頭の商品がなくなり次第、約51年の長い歴史に幕を下ろします。
とてもショッキングなお知らせです。大井町にある老舗の駄菓子屋さん「いぬづか」が2021年7月、近く閉店することを明らかにしました。
上の写真は店頭に掲載された閉店のお知らせ。
「いつも当店をご利用いただき、誠にありがとうございます。誠に勝手ながら当店は、店頭の商品がなくなりしだい、閉店させていただきます。長きに渡りご愛顧いただき、誠にありがとうございます」と記されています。
創業は昭和45年(1970年)。従って約51年という長い歴史に幕を下ろすことになります。
- 駄菓子屋「いぬづか」
- 場所・アクセス
駄菓子屋「いぬづか」
駄菓子屋「いぬづか」は、JR大井町東口から徒歩約4~5分ほどのところにある老舗の駄菓子屋さん。
創業は何と昭和45年。看板にはサンリオのキャラクター、キティちゃん、けろっぴ、バッドばつ丸が!
実は、かつてはサンリオショップだったようですね。
お散歩ついでに大井町の駄菓子屋「いぬづか」に。
おとな買い。 pic.twitter.com/w62T4NQxcn— 平安工房/古書わらべ (@heiank) May 22, 2016
店内には昔なつかしの駄菓子やおもちゃがいっぱい。何とその数500種類以上!
まさに子どもたちにとっては夢のような世界が広がっています。
今日久しぶりに行った駄菓子屋さん。いぬづかの店内☺️この三倍ほど駄菓子あります? pic.twitter.com/uiYqQwyoBq
— 美奈ちゃん (@S9Rj9kGAqh101Yc) April 3, 2019
もちろん、子どもたちだけではありません。かつて幼少時代に駄菓子屋さんに足繁く通った大人にとっても!
まさに知る人ぞ知る人気の駄菓子屋さんです。
そして「いぬづか」の最大の特徴と言えば、店主のおばあちゃんが発行する〝子ども銀行〟。
お小遣いを握りしめてやってくる子どもの中にはときに、税金の意識がないことで、小銭が足りなくなることがあるそうです。
そんな子どもたちのために、お店の貯金箱から5円まで取り出せるようになっているのが、おばあちゃんの粋な心遣いがつまった〝子ども銀行〟制度(利用は小学校4年生まで)。
また子どもたちが自分たちで計算して購入するように、お手製の計算表も用意されています。
それだけに、「いぬづか」の閉店は本当に残念でなりませんね。
場所・アクセス
場所はJR大井町東口から徒歩約4~5分。東口を出て、左方向にある商店街を進みます。
大井町の駄菓子屋『いぬづか』
入り口にはクマの綿あめマシンがお出迎えʕ•ᴥ•ʔ
昔は高架下エリアにあって、移転したみたいです。店主の方は今までのお店の歴史や、撮影で来た有名人の話など色々と教えて頂きました。本当に笑顔が素敵で!今でも子供達の為に、お店を続けているそうです。#駄菓子 pic.twitter.com/ziCKt21yO3
— イナミユウジ|デザイナー (@YujiInami) July 8, 2018
横断歩道を渡り、さらにまっすぐ進むとはんこ屋さんがあるので、その角を左に曲がるとお店の看板が見えます。
閉店は店頭の商品がなくなり次第ということなので、閉店前にぜひ!
◆駄菓子屋 「いぬづか」の場所はこちら