【品川区】青物横丁の「篠原クリニック」が10月17日をもって閉院。篠原隆雄医院長が医療過疎地域の病院支援を決断。
旧東海道沿いにある、青物横丁の「篠原クリニック」が、2020年10月17日をもって閉院することとなったようです。
かかりつけにしている方ならもうご存じでしょうが、当院にお知らせが貼られ、その旨が報告されています。
「篠原クリニック」は、篠原隆雄医院長が2003年8月に、この場所に開業。お知らせによると、その篠原医院長が今回、医療過疎地域の病院から支援をして欲しいとの強い要請を受けたようです。
そしてその要請を受け、最終的に過疎地域の医院を支援することが残りの医師人生の使命であるとの結論に至ったようです。
おそらく、苦渋の決断だったとは思いますが、こういった経緯で、約17年間に渡って地元の人々の健康を支えてきたクリニックは、残念ながら閉院となる運びとなったようです。
お知らせには、
「長年にわたる皆様のご厚情に心から感謝申し上げますとともに、突然の閉院でご迷惑をお掛けしますことを深くお詫び申し上げます」
と感謝の意などが記されています。
なお、ここから2020年10月17日の閉院までは、閉院業務を中心に行うとのことで、新規の方に限っては、出来る限り他の医療機関での受診をお薦めされています。
また閉院するにあたり、適切な医療機関への紹介を希望される方には、紹介状を書いて下さるそうです。その場合は来院するか、または電話でも相談できるようです。
篠原先生は優しくとてもテキパキと仕事をこなす、地元で本当に愛された医師だったようです。フェイスブック上でも閉院を惜しむ声が拡がっています。
新天地でのさらなるご活躍をお祈りします。
2020年10月17日で閉院する篠原クリニックの場所です