【品川区】8月6日に区が発表。「しながわ百景」リニューアル版!
品川区は2020年8月6日、リニューアルされた品川景観100選、「しながわ百景」を発表しました!
◆品川区の「しながわ百景」リニューアルのお知らせはこちらから
リニューアルされた「しながわ百景」についてお伝えする前に、そもそも「しながわ百景」とはどのようにして誕生したのか?
それを知るにはまず、品川区の歴史をひもとく必要があるようです。実は、品川区が現在の区制となったのは、荏原区と合併した1947年(昭22)だったようです。
そして、それから40年経った1987年(昭62)、区制40周年、区民憲章制定5周年を記念し、品川の生活、歴史、風土を伝える風景100か所を選定しようと生まれたのが、まさにこの「しながわ百景」だったのです。
区民の推薦からまずは210件が選定対象となり、その中から最終的に100か所が選出されました。
ただ、町並みは時間の経過とともに変化するもの。当然、姿を消した百景も中には出てきました。そこで、2017年3月の区制70周年を機に、この30年間で新しく生まれた風景を加えようとリニューアルされたのが、今回の〝「しながわ百景」改訂版〟というわけです。
今回も、区民による投票を、2016年(平28)9月1日~10月11日の間に実施。
候補地20景以外の推薦も可能となった中で、2016年11月に開催された「シティプロモーション推進しながわ会議しながわ百景リニューアル選定専門部会」で意見交換が行われ、最終的に今回の新たな「しながわ百景」が選出されました。
① 101 しながわ宿場まつり<9月>(北品川~南品川)
② 102 天王洲エリアの水辺の風景(東品川2)
③ 103 目黒川の桜(西五反田、東五反田、大崎、北品川)
④ 104 ねむの木の庭(東五反田5-19-5)
⑤ 105 五反田ふれあい水辺広場(東五反田2-9-11)
⑥ 106 しながわ水族館(勝島3-2-1)
⑦ 107 桜新道の桜並木(南大井)
⑧ 108 立会川の坂本龍馬像(東大井2-25)
⑨ 109 文庫の森(豊町1-16-23)
⑩ 110 旗岡(はたがおか)連合神輿(みこし)渡御<9月>
⑪ 111 神明児童遊園(二葉1-1)
⑫ 112 新幹線車両基地(八潮3)
◆地区ごと(品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区、失われた百景・整理された百景)のしながわ百景の紹介はこちら
新たに追加された百景は101番から付番され、失われた風景や整理された風景の番号は欠番となったようで、同時に一部名称変更も実施されています。
ちなみに投票数は延べ数で1万5,175票。投票参加人数は5,713だったようです。
新型コロナウイルス感染拡大により、遠出があまり出来ない今だからこそ、「Go To 品川区!」ではないですが、「しながわ百景」を見て歩き、品川区の魅力を改めて感じる〝地元散策〟も悪くないですね。暑いので水分の補給をこまめにするなど、熱中症対策にはご注意ください。