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　２０２０年８月１０日の１３時２０分頃、品川区を含む東京都２３区南部に発令された｢光化学スモッグ注意報｣ですが、８月１０日の１５時２０分頃には解除が発表されました。

8月10日13:20、23区南部に光化学スモッグ注意報が発令されました。外出、屋外での運動をなるべく控えてください。 https://t.co/azTpyBLEjl

— 品川区 (@shinagawacity) August 10, 2020

8月10日15:20、23区南部に発令されていた光化学スモッグ注意報は解除されました。 https://t.co/azTpyBLEjl

— 品川区 (@shinagawacity) August 10, 2020

　東京都の光化学スモッグ情報サイトによりますと、２０２０年に注意報が発令されたのは今回で２回目。

　光化学スモッグとは、オゾンやアルデヒドなどからなる気体成分の光化学オキシダントと、硝酸塩や硫酸塩などからなる固定成分の微粒子が混合して、周囲の見通しが低下した状態を指します。

　健康に影響を及ぼすことがある大気汚染の一種で、夏の暑い日の昼間、とくに日差しが強く風の弱い日に発生しやすいようです。

　主な症状としては、目がちかちかする、流涙、喉（のど）の痛みなどの軽症から、手のしびれ、めまい、頭痛、発熱など重症例が挙げられます。

大井ふ頭中央海浜公園

　対策は、注意報が発令された場合、また症状を感じた場合は、窓やカーテンを閉めて外出を控えることや、外で運動中だった場合などは速やかに中止して屋内に入ることなどが挙げられています。

　なお軽症の場合は、洗眼やうがい、皮膚を洗い流したりすることで対処が可能とのこと。中等症以上の場合は、内科を受診することが推奨されています。

　まだまだ暑い日が続きそうです。加えて新型コロナウイルス感染拡大によりストレスの多い日々が続きますが、熱中症対策なども含め、個々の健康管理がよりいっそう求められそうです。

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